金属アレルギーについて①

皆さんは、アクセサリーを着けると赤くなったりかゆくなったりしたことはありますか？
金属アレルギーの特徴は、金属に触れた部分にかゆみが出たり、赤くなったり、酷い場合は水ぶくれになったりなどの症状が挙げられます。

また指先はもちろん、腕や首、耳など比較的皮膚が厚い部位より、薄い部分に出やすいと言われています。
首だけ症状が出る、片耳だけかゆくなる、夏だけ、といったこともよくある話なんです。

金属アレルギーは今では日本人の10人に1人が発症しているといわれるほど一般的な皮膚疾患で、
大人になってから突然発症する場合も多く、一度発症すると完治はしないと言われています。

でも実際、経験したことある方で、アレルギー検査をしたことある方はどのくらいいるでしょうか？

以前、アクセサリーをつけたら赤くなってかゆくなった。腫れた。
↓
金属アレルギーかもしれない
↓
指輪つけれない

と考える人も少なくないはず。

ましてや、結婚指輪のようにこの先ずっと長く着けるもの、と考えると不安になりますよね。


金属アレルギーについてちゃんと知っておくのと知らないのでは今後の付き合い方への安心感も違います。
金属アレルギーと一概にいっても、まさに個人差があるのです。

今回は金属アレルギーについてご紹介します！

まず、金属アレルギーとは体内に侵入してきた異物に対し、抗体をつくって排除しようする体の反応です。アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン」と言います。

金属アレルギーは、金属が汗や体液といった水分に触れることにより、金属成分が微量に溶け出しイオン化します。そのイオン化した金属が体内のタンパク質と結びついて本来体に無かった、たんぱく質（アレルゲン）に変質することで生じます。

では金属アレルギーになりやすい人はどういう人かというと...

では、金属アレルギーの対策についてはこちら

①金属の種類を知る。
②金メッキは避ける。
└コーティングにより金属は溶け出すこともなく一時的には防げますが、
剥がれてくるとあまり意味がないとも言えます。
③夏の暑い時期や運動をする時などは前もって外しておく。
④汗をかいたらこまめに指輪と皮膚を拭き、常に清潔に保つようにする。
⑤きつめなどは避け、自分に合ったサイズを知る。


金属アレルギーに不安がある方で、結婚指輪や婚約指輪選びに気をつけることは、
何より素材（金属）を知るということです。