プロポーズのプランを立てるとき、どこから手を付ければいいか迷うことはありませんか？

ジュエリーかまたでは、今後プロポーズに踏み切る方を応援するために、「プロポーズの実態」に関するアンケート調査をしました。

東京都在住の未婚女性には「理想のシチュエーション」、既婚女性には「実際にされたプロポーズの評価」をお聞きしています。
東京都に恋人がいる男性は、プロポーズのプランを考えるときの参考にしてください。勇気のある既婚男性は、そっとのぞいてみるといいかもしれません。

まずは全国と東京都在住の既婚女性に「実際にされたプロポーズについて、点数をつけるとしたら何点ですか？」とお聞きしました。

質問では最高「100点」、最低「－100点」の21段階からイメージに近いものを選んでいただいています。
心を込めてしてくれたプロポーズに点数をつけるなんて、極めて失礼なことかもしれません……。

でもできるだけ多くのカップルの参考になればと、今回は匿名で調査にご協力いただきました。

それでは、全国の既婚女性に対して質問した結果を見てみましょう。

最多は80点と50点でともに23％という結果になりました。

「おおむね満足している」という人や、「可もなく不可もなし」という反応が多いのかもしれません。100点満点という人はわずか9％と、意外にも少ないことが分かりました。中には「－100点」という回答が5％も……。彼女が相当がっかりするプロポーズだったというケースもあるようです。

東京都の既婚女性に対して行った同様の質問では、100点満点だったという人は全体の13％であることが分かりました。

最多は全国と同様に、80点で23％です。結果ではどこかの点数に偏ることなく、分散している様子が見られます。

東京都ならではの特徴が出ているのが、全国の回答にはなかった「40～0点」という判定を受けたプロポーズもあるということ。

幸いマイナスを選んだ既婚女性はいませんでしたが、思いを込めたプロポーズが空回りしてしまうのは悲しいものです……。

既婚女性が実際にされたプロポーズの点数を紹介しましたが、具体的なプロポーズはどのようなシチュエーションだったのでしょうか。

ここではアンケートで得られた回答を元に紹介します。また未婚女性には、憧れのプロポーズについてお聞きしました。

東京都民が実際にした・されたプロポーズには、どのような傾向があるのでしょうか。

ここでは「どこでどんなプロポーズをしましたか？ /されましたか？」という質問への回答を紹介します。

結果を見ると「日常の中で」が最多で33.3％。具体的には自宅で過ごしているときや普段通りのデートで、といった回答が多く見られました。

次に多いのが飲食店で、レストランや居酒屋と回答した人が多かったです。

またドラマや映画のプロポーズシーンとしてイメージが強い「景色のいい場所」は18.5％で、以外にも3番手。公園や夜景スポット、オーシャンビューなどが挙がりました。

カップルならではの「個性派」なプロポーズも8.3％見られます。

具体的には「手紙で気持ちを伝えた」という奥ゆかしいプロポーズがありました。

また「彼女の実家で、両親がいる前で」というギャラリーがいるシチュエーションも。

定番のシチュエーションは一定数あるものの、カップルならではの演出があるようです。

一方で、東京都の未婚女性はプロポーズに対してどんな理想を抱いているのでしょうか。

調査の結果では「特に理想はない」という回答が圧倒的に多く、6割超えとなりました。

恋人が考えてくれたシチュエーションなら「どんな形でもうれしい」という感情なのでしょう。

「実際のプロポーズ」で最も多かった「日常の中で」は、理想では2番目に。

「景色のいい場所」は実際も理想も3番目でした。

具体的に理想のシチュエーションがあるという人には自由記述で回答いただきました。

ここでは「特に理想はない」以外で多くの人が答えたシチュエーションや、印象的だった回答を紹介します。

アンケートでは好きな景色の場所を挙げてくださった人がいました。

確かに自分の好きな場所をプロポーズに選んでくれたら、その心遣いに感動してしまうでしょう。

またプロポーズとしては定番の「夜景」が見える場所は、やはり女性の憧れなのでしょう。

「夜景」という回答もちらほら見られました。「一緒に旅行に行った先」というのも、2人の思い出と結びついてとても感動的です。

・海が好きなので、海に旅行に行ってプロポーズだと嬉しいです（30代/会社員）

・夜景がきれいなところでプロポーズ（30代/会社員）

・一緒に旅行に行った先の景色のきれいな場所で（40代/事務職）

日常の中でさりげなくプロポーズされるというのは、飾らない性格の彼女に好まれるようです。

お互いにリラックスできる空間で、周囲の目を気にすることなく話を切り出すことができます。

また自宅でのプロポーズは、サプライズが成功しやすいというメリットもあるようです。

普段は足を運ばないような場所に連れ出すと「プロポーズされるのかな」と感づいてしまいますが、自宅ならその心配もありません。

あらかじめプレゼントを隠したり、段取りをイメージしたりしやすいこともあるようです。

・家でまったりしているときにさりげなく（20代/会社員）

・家でくつろいでるときに「結婚しちゃおっか！」みたいな感じがいい。特別なこととかキザなのじゃなければいい（20代/パート・アルバイト）

飲食店の回答は大きく2つに分かれました。

1つ目は「行きつけの店」という、自宅の延長線上のようなリラックスできるシチュエーション。

2つ目は定番の「オシャレなレストラン」です。夜景の見えるレストランなら演出もバッチリでしょう。

・普段通りの行きつけのお店（30代/事務職）

・雰囲気のいい静かなレストラン（30代/パート・アルバイト）

「イメージだけ」に分類した回答では、具体的な場所や演出の理想はないものの、ぼんやり描いたイメージを教えていただきました。

・ロマンチックな感じ（30代/パート・アルバイト）

・おしゃれなところ（20代/学生）

また少数派ではありますが「個性派」の回答を紹介します。

趣味に絡めたものや、ドラマのワンシーンのような印象的なシチュエーションが挙がりました。

・東京競馬場で馬券が当たった際に、プロポーズ（50代）

・雑踏の中でプロポーズ（50代/事務職）

東京都民のプロポーズの実態を紹介しました。理想のプロポーズは趣味や性格によってさまざまです。「特に理想はない」という回答が多かったので、相手の好みを探りつつ、プランを立てるのがいいでしょう。皆さまのプロポーズが成功することを、心から願っています。