2022.03.25

興味あるけどちょっぴり不安……手作り結婚指輪ってどんなことするの？

近年注目され始めている手作りの結婚指輪サービス。
自分たちの手で、世界にたった一つのペアリングを作れるのはとっても魅力的です。
「興味はあるけど私、不器用だから……」
そんな人でも大丈夫。コンセプトから作成段階まで、スタッフがついてサポートいたします。
少しでも興味のある方は、自分で結婚指輪を作ってみてはいかがでしょうか？

コンセプトを考える

フルオーダーで職人に全てお任せして、というわけではなく、カップル二人の手で自ら結婚指輪を作ることができるブランドが増えています。二人の思い出をそのまま指輪にできる、オリジナリティあふれる指輪を作ることができるなどの理由で、その魅力は近年高まっています。
手作りの結婚指輪を作る際、最初に行うことは、指輪のコンセプトを考えること。
どんなデザインにするのか、素材は何にするのかなどをスタッフと話し合って決定していきます。
主に多くの手作り結婚指輪サービスを行なっているのが、「彫金製法」と「ロストワックス製法」です。
金属の地金を叩いてリングの形にしていくのが「彫金製法」、プロが使用しているロウソクのようなワックスを、専用の道具を使いながら削っていくのが「ロストワックス製法」です。
「彫金製法」に比べ「ロストワックス製法」は様々なデザインに対応でき、二人らしい個性的な指輪を作ることができます。
そして、二人で考え、作ったこのロウソクの型を職人がそのままの形で鋳造していきます。

刻印を考える

手作りの結婚指輪サービスを行なっているブランドの中には、日本語、英語、単語、メッセージ、似顔絵、直筆文字、指紋など、いろいろな刻印をすることができるお店もあります。

直筆文字をスキャンしてレーザー彫刻で彫り込めるお店では、「いつもありがとう」などのメッセージを指輪の裏に彫り込むカップルも多いようです。中には二人の指紋をスキャンして彫り込む方もいらっしゃるとか。とてもロマンチックですね。スタッフが二人の似顔絵を描いてくれ、彫り込んでくれるお店や、自分で描いたイラストを入れることができるお店もあります。また、二つ合わせてハートの形になる刻印をデザインにするカップルも多いそうです。

こうしたオリジナリティあふれる刻印は、手作りの結婚指輪サービスだからこそできるもの。せっかく自分たちの手で作るのだから、刻印も特徴的なものにしてみるのも良いかもしれません。

専門の職人スタッフが完全フォロー

「やってみたいけれど、手作りなんて失敗が怖くてできない！」

「私たち、不器用だから自分で指輪なんて作れない……」

そんな不安を持ったあなたも大丈夫。基本的に、専門のスタッフが優しくフォローしてくれて、お店によっては、結婚指輪製作のプロが完成するまでマンツーマンで一緒に見てくれるところもあるようです。丁寧なアドバイスをしてくれたり、じっくり付き添って見てくれたりするのは安心ですね。

また、多少の失敗であれば、修正できるお店もあります。お店によっては、希望すればサポートして直してもらった後の指輪の原型をきちんと確認することもできるそうです。自分たちで作ったものはガタガタでイメージ通りではなく落ち込んでいたけれど、実物は綺麗に直してくれて、予想通りの出来だった！という声もたくさんあります。

仕上げはプロの職人

自分たちが丹精込めて作った原型は、プロの職人さんが指輪そのものの形にしてくれます。鋳造、石留め、研磨、刻印、仕上げ磨き、つや消し加工など、希望の指輪のデザインに少しでも近づけるよう、全力で対応してくれるので安心してお任せできます。

職人は皆さん腕の立つ方ばかり。そんな方々が心を込めて作ってくれた指輪は、世界にたった一つしかない特別な二人の愛の結晶です。最初は苦戦していたかもしれませんが、実物を手にしたら喜びで胸がいっぱいになること間違いありません。

原型の製作から約１ヶ月後に完成となります。挙式が近づいている場合は、あらかじめお店と相談しておくのが良いでしょう。

また、後にクリーニングや刻印、宝石を追加してくれるなどのサービスが豊富なお店もたくさんあるそうなので、デザインを少し変えたくなった時でも気軽に相談できそうですね。

フルオーダーやセミオーダーとはまた違った魅力を持つ手作りの結婚指輪。

コンセプトからデザイン、作成まで自分たちで行うのは少し大変です。しかし、自分たちの手で作った指輪が完成したときの感動は、考えられないくらい大きなものでしょう。