2022.03.27

【結婚14周年】象牙婚式って? おすすめプレゼント7選

結婚14周年の記念式には「象牙婚式」と呼ばれるお祝いをします。14はきりのいい数字ではないため、ついついお祝いするのを忘れがちです。また結婚して14周年を迎える夫婦は仕事や子育てに忙しいことが多く、自分たちのお祝いも後回しになってしまいます。

そんな慌ただしい時期こそ、記念日は大切にしたいものです。ここでは結婚14周年の「象牙婚式」の内容と、おすすめのプレゼントを紹介します。

目次

1.結婚14周年に行う「象牙婚式」って?

結婚して14周年目の記念式には「象牙婚式」を行います。どのように記念日を過ごすべきか、分からないという人も多いでしょう。ここでは象牙婚式の意味について紹介します。

‣象牙って?

象牙は「牙」という文字が使われている点からもイメージできるように、象の歯のこと。角のようにも見える、象の頭部から前に突き出したものは、実は長く伸びた前歯です。象はこの前歯を使って地面を掘り起こしたり、敵を威嚇したりします。

象牙は、象の成長とともに少しずつ大きくなります。木が太くなるにつれて年輪ができるように、表面に少しずつカルシウムが蓄積するためです。

‣「象牙婚式」の由来

結婚14年目が象牙婚式といわれるのは、象牙が少しずつ大きくなるのと同様に、歳月を重ねて夫婦の絆が強くなることに由来します。

ちなみに、結婚記念式は1周年から15周年までは毎年、それ以降は5年おきに名前があります。結婚して15年目までは少しずつ夫婦関係を作り上げていくように、毎年記念日ごとのお祝いをします。記念式には象牙のようにモチーフがあり、「紙」など軟らかくかくもろいものから「宝石」や「金属」など硬いものへと変化。これは徐々に夫婦が絆を強めていくことを表しています。

‣象牙婚式の歴史

象牙婚式ではかつて象牙を使用したアイテムをパートナーに贈り合うのが一般的でした。特に印鑑は定番のプレゼントで、年齢を重ねると利用する機会も多くなることから、実益も兼ねたアイテムとして人気がありました。



現在では象牙は非常に高価なので、あまり贈り合う習慣はありません。その背景には、アフリカゾウの保全があります。象牙はアフリカゾウの前歯のことですが、そのきめ細かい美しさから彫刻の材料として扱われることが多かったため、密漁や違法取引が起こってしまいました。これにより個体数が大きく減ってしまったため、1990年のワシントン条約で、アフリカゾウを保護するために象牙の取引を原則禁止としたのです。

現在では厳正な管理のもとに取引されているので、大変高価なアイテムになってしまいました。例えば象牙を使用した箸は、一膳だけでも3万円以上する場合もあるほどです。

2.結婚14周年におすすめのプレゼント7選

高価な象牙アイテムにこだわらずに、14周年にふさわしいプレゼントを贈り合うのがいいでしょう。
結婚14周年はきりのいい節目ではないため、盛大なお祝いをする感覚にもなりにくいかもしれません。ぜいたくなものや高額なものというよりも、普段使えるものや、非日常の体験ができるものをプレゼントすると喜ばれます。ここで紹介するアイテムを参考に、相手が喜びそうなプレゼントを考えてみましょう。

‣ジュエリー

旦那さんから奥さんにプレゼントをする場合は、ジュエリーがおすすめです。ジュエリーはいくつあっても困るものではなく、ファッションに合わせてさまざまなコーディネートができるためとても喜ばれます。

価格の幅も広いため、予算に応じたものを選びやすいことも人気の理由となっています。サプライズでプレゼントしてももちろん喜ばれますが、奥さんと一緒にジュエリーを買いに行けば、好みや用途に合ったものが選べるので失敗がありません。



また、記念日におふたりで、またはお子様と一緒に手作り指輪を作るのもおススメです。

自分達で作ったものは時がたっても大事な宝ものになりますよね。

■ 手作り指輪専門店 ringram

仙台店/表参道店/横浜元町店/名古屋店/京都店/大阪梅田店/神戸店/広島店/福岡店
手作りリング(Pt900):1本 3万円~

シルバーペアリング:1本 4千円

‣時計

奥さんから旦那さんにプレゼントするものなら、時計がおすすめ。時計は男性にとって、必須のアイテムです。

時間を確認するためだけでなく、ファッションアイテムとしてきちんとしたものを身に着けていることは、社会的な信用にもつながります。何年も使用している時計はほころびや傷が目立ってくるので、象牙婚式のタイミングで新調してもいいかもしれません。



時計も値段に幅があるため、予算に合わせて選びやすいという特徴があります。ブランドによってはジュエリーと時計の両方を扱っている場合もあるので、同じ店でお互いへのプレゼントを選び合うというのもおすすめです。

‣靴

夫婦で一緒にデートをして、お互いのプレゼントを選び合うならば、靴もおすすめです。

靴は消耗品ではありますが、手入れやメンテナンスをすれば長く使えるアイテムです。象牙婚式の機会に、今までは履かなかったような少し上質なものを2人で買いそろえるというのもいいかもしれません。おそろいの靴を買ったら、それを履いてまた2人で出掛ける楽しみができます。

‣夫婦箸

象牙婚式のプレゼントで昔から定番だったものが、象牙のお箸のセットです。素材が象牙でなくても、象牙婚式の贈り物として箸を選んでみてはいかがでしょうか。

お箸は普段の生活の中で毎日といっていいほど使用するものです。流行に左右されるものではないので、好き嫌いが別れる心配もありません。

漆塗りなど、少し上質なものはいかがでしょうか。名入れをしてみると、一層大切に使おうという気持ちが強くなるかもしれません。箸と相性のいい箸置きをセットで贈るのも、おしゃれです。

‣カトラリーのセット

結婚して14年にもなる夫婦であれば、普段の生活に必要なものはすでにそろっているでしょう。そこで、特別な時に使う上質なカトラリーセットはいかがでしょうか。上質な製品は口当たりが良く、使い心地もいいものです。大切なお客様を迎えるときや、ホームパーティーを楽しむ時に少しの贅沢として使えて、普段使いするカトラリーと使い分けできます。

‣バウムクーヘン

象牙は木の年輪のように一層ずつ積み重なってできているものです。それにちなんでバウムクーヘンをプレゼントするというのはいかがでしょうか。

バウムクーヘンも木の幹に似せて作られるお菓子で、ドイツでは伝統的な祝祭用のケーキとして親しまれています。日本でも結婚や出産、入学、卒業といったお祝いの贈り物として使われる、縁起のいいお菓子です。優しい甘みが特徴で日持ちもするため、大きめのバウムクーヘンを家族と一緒に分け合うのも楽しいでしょう。



最近では、高級志向のバウムクーヘンもあります。有名パティシエが手がけた商品や、素材を厳選して作った商品もあるので、普段は食べないような価格帯のバウムクーヘンを楽しむのもいいかもしれません。

‣旅行・宿泊

物ではなく体験を贈るというのも、象牙婚式のプレゼントとしておすすめです。遠方でなくても、近場の高級旅館に宿泊するだけで非日常の体験ができます。普段は慌ただしい生活を送っていても、夫婦2人だけの時間をゆっくり過ごすのもすてきです。

3.まとめ

象牙婚式におすすめのプレゼントを紹介しました。相手が喜びそうなもので、普段は買わないような少し上質なものが喜ばれそうです。パートナー以外の家族とも一緒に暮らしている場合は、みんなで楽しめるアイテムを買ってみるのもおすすめ。この記事を参考に、贈り物を考えてみてください。

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